【登場人物】
相模 舞
太宮高校 家政科 2年
身長:158cm
体重:52kg【−40kg】
※当物語は実在の人物・団体とは一切関係ありません。
【前回のドリンクを飲む前】
6月下旬の衣替え。腕はたぷたぷ、お腹も膨らみ、腰回りは太くなっていた。夏制服に袖を通そうとしてみたが、二の腕のお肉が引っかかってしまう。スカートのホックは届かない。人生の最高体重を更新した私の身体では去年の夏制服は小さかった。
「去年着てたのに今年着れないなんてね…」
ぽつりと零した言葉には余裕があった。
「アレがある限り私には関係ないしぃ!」
着れなかった夏制服をベットに投げ、膨らんだ身体を隠すようなゆったり目な服を着て太宮さんの家に向かっていくのであった。
【7月】
じめっとした空気の梅雨。ドリンクを飲んで痩せた私にはそれ程気になるものでは無かった。もし、あのままの体型でいたら...と考えると少しゾッとした。
先月、太宮さんにドリンクに頼りすぎだと釘を刺されたのだが、一度旺盛になった食欲を抑えるのはなかなかに難しい。小腹が空くと常に口にモノを入れる癖がついてしまっていた。菓子パンを1つ2つ食べる。小腹が空く、食べる、小腹が空く...を繰り返し一日に10袋程の菓子パンを苦もなく食べてしまう。学校帰りに商店街に立ち寄っては、買い食い。
「食べてお腹が膨れると幸福感があるんだよなぁ...ついつい食べ過ぎちゃう。」
そんな生活を続けたら当然太る。私の身体には無くしたはずの贅肉が日に日に戻ってきた。痩せて着れた夏制服は次第に着れなくなっていく。
「おっかしいなぁ…先月痩せて余裕で着れてたのに...袖も通らなくなってきてる...」
うっすらと脂肪が付いて健康的な身体だったが次第に全身に摘まめる程度のお肉が付き、掴めるほどの脂肪が付く。制服が着れなくなるのに日数はかからなかった。ドリンクを飲む前まで戻りきってもなお、新しい贅肉が「こんにちは」と身体に身につく。
「ドリンク飲めばいいんだけど、太宮さんに釘刺されてこの始末はなぁ…」
無理やりに夏制服を着る毎日。お腹は制服に収まらずに飛び出てしまい、スカートはホックがかからないのでゴムで止めた。
「本当に先月痩せたんだよな...こんな鷲掴み出来るようなお腹じゃなかったはずなんだよなぁ...」
学校帰りに商店街に新しく出来たタピオカ屋の宇治抹茶味のタピオカティーを片手に呟く。
「食べ過ぎなのは分かってるし、なんとかしなきゃなって思うんだけど、止められないしなぁ…」
「まぁ、太宮さんに何か言われるだろうけど、それよりも痩せたいし。ドリンク貰いに行こ!」
体重計には怖くて乗れていない。3桁を超えたことも知らないで重たい身体、全身についた肉を揺さぶりながら太宮さんの家に行くのであった。
【相模 舞】
体重
【1回目】62kg→52kg
【2回目】72kg→52kg
【3回目】92kg→52kg
【4回目】52kg→132kg(+80kg)
【太宮 豊】
体重
【1回目】70kg→60kg
【2回目】80kg→70kg
【3回目】90kg(飲まず)
【4回目】??