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あいまり

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あいまり posts

恩師の毒牙に掛けられて #1

「ありがとうございました!」 「「「ありがとうございました~!」」」  部長の挨拶に続けるように、私達はテニスコートに向かって挨拶をした。  それから一年生達がテニスコートにトンボを掛け始めるのを横目に見つつ、私、生駒愛里はグランドの隅...

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歪んだ戯曲を紡ぐ時 十二人目

 シノブがこの『クリノス』という劇団を手に入れようとした時、私は彼女の計画を、一つの戯曲に例えた。  戯曲作家である彼女がプロットを作り、作家でありながら主人公となって、登場人物である劇団員と共に物語を紡いでいく、奇妙な戯曲。  そして...

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女王の手駒に堕ちる時・続2

--- <美凰視点> 「みおうさま……♡ みおうさまぁ……♡」  自我の光が失せた虚ろな目でこちらを見つめ、うっとりとしたような表情を浮かべながら、翡翠は私に縋りついてくる。  飛車の駒を出した後は、雅ちゃんの時と同様、単純な作業が続い...

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女王の手駒に堕ちる時・続

 パタン、と音を立てて、私、翡翠は読んでいた本を閉じた。  雅が屋敷の調査に向かってから、かれこれ二日と十三時間程が経過していた。  彼女は優秀な忍だ。潜入調査にここまでの時間が掛かることは珍しい。  あの子の力量であれば、屋敷に潜入し...

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歪んだ戯曲を紡ぐ時 十一人目

「着いたわね」  劇団『クリノス』の劇場に到着した私、柳川ミユキは、そう呟きながら目の前にある建物を見上げた。  それに、一緒に車を下りた江田メイコは、扉を閉めながら「そうですね」と答えた。  私は車の鍵を閉め、彼女を率いてすぐに建物の...

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女王の手駒に堕ちる時

「侵入者を捕獲しました」  私、雅の両腕を縛って拘束する縄を持った女が、抑揚の無い声でそう言って敬礼をした。  それに、私は必死に縄を解こうと身を捩らせながら、「くッ……」と小さく声を漏らした。  拘束された際に武器は全て奪われ、キツく...

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脳の髄まで弄られて

 カランカランと乾いた音を立てながら、私、ソイル・シードリングの愛用している剣が転がる。  私はそれを霞む視界の隅に収めながら、岩の壁に凭れ掛かった。  クソッ……体に、力が入らない……。  ビリビリと痺れるような感覚が全身に走り、首か...

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淫らな獣におかされて

 ザシュッと小気味よい音を立てて、イノシシのような見た目をした魔物の首が飛ぶ。  真っ赤な鮮血が飛び散る中、その魔物の首を討ち取った女、アインは顔についた返り血を拭い、口に入った血液を吐き出した。  それから剣に付いた血液を振り払い、鞘...

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血潮が快楽に染まる時

「それじゃあ血液検査をするので、両手の袖を捲って出して下さい」 「あぁ、はい」  女医の言葉に、相間 律は、そう答えながら服の袖を捲った。  彼女は赤いTシャツの上から黒いパーカーの上着を着ており、肘の上まで袖を捲るのは少し億劫だった。 ...

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【限定公開版】作られた恋情に酔いしれて

 天井も床も壁も、全てが真っ白な無機質な部屋。  室内は青白い電灯で照らされており、その無機質さに拍車をかけているような気がする。  その部屋の中で、私は手術台のようなものの上に寝かされていた。  着ていたはずの服は全て脱がされて一糸纏...

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【先行公開版】作られた恋情に酔いしれて

 天井も床も壁も、全てが真っ白な無機質な部屋。  室内は青白い電灯で照らされており、その無機質さに拍車をかけているような気がする。  その部屋の中で、私は手術台のようなものの上に寝かされていた。  着ていたはずの服は全て脱がされて一糸纏...

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歪んだ戯曲を紡ぐ時 十人目

 駅の北口から外に出た私は、ポケットから取り出したスマートフォンで時間を確認する。  今の時間は昼の十一時五十分。待ち合わせの時間まで、まだ十分程ある。  確か待ち合わせの場所は……と、目印になっている銅像を探すべく、辺りを見渡した。 ...

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狼さんの目はどうしてそんなに綺麗なの? 3

 ぴちゃっ……れろっ……くちゅっ……くちゅ……。 「んんッ……」  耳につく淫靡な水音と、ジワジワと込み上げてくる甘い疼きに、ボクは重たい瞼を開いた。  窓から差し込む朝日が眩しく、ボクはすぐに目を細めた。  しかし、何度か瞬きをして目...

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【限定公開】その輪廻が淫靡に染まる時【プロフィール】

リンカ・ネーション 年齢:12-17歳(前世も含めると40-45歳) 性別:女 見た目:12歳時では母親のシオン譲りの金髪のショートヘアに父親のソーマ譲りの真紅の目をしている。身長は148cmとやや低身長。17歳時では魔王を殺す為の願掛...

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【先行公開】その輪廻が淫靡に染まる時【後編】

<魔王視点>  私の膝を枕にして眠る少女の頭を撫でながら、私は静かにほくそ笑んだ。  ようやくここまで来た。  今、彼女……リンカ・ネーションの僅かな理性は眠りにつき、完全に無意識の部分が剥き出しになっている状態となった。  この状態であ...

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【先行公開】その輪廻が淫靡に染まる時【前編】

 木刀が風を切る心地良い音が、のどかな村に響き渡る。  空は快晴。暑すぎず寒すぎない丁度良い空気を感じながら、私、リンカ・ネーションは木で出来た刀で剣の訓練に励んでいた。  汗が体に滲み、呼吸が乱れる。  そろそろ休憩しようかと、剣の素...

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【限定公開版】私に魔法を掛けないで

 満月が町を照らす夜八時。  人々はスマホの画面と睨めっこをしながら、忙しなく町の中を縦横無尽に歩き回る。  この光景はいつものことで、こうして毎日忙しなく日々は通り過ぎて行く。  今宵もこうして、いつも通り日々が過ぎて行く……かに思わ...

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【先行公開版】私に魔法を掛けないで

 満月が町を照らす夜八時。  人々はスマホの画面と睨めっこをしながら、忙しなく町の中を縦横無尽に歩き回る。  この光景はいつものことで、こうして毎日忙しなく日々は通り過ぎて行く。  今宵もこうして、いつも通り日々が過ぎて行く……かに思わ...

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【限定公開版】その目を奪われて

「それでは、そちらにお掛けになってお待ちください」  受付の女性の言葉に、私、雁野志那は「はい」と答えて、待合室の椅子に腰掛けた。  彼女から受け取った診察券を懐にしまいつつ、私は辺りを見渡した。  私は警察の特殊捜査課に所属しており、...

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【先行公開版】その目を奪われて

「それでは、そちらにお掛けになってお待ちください」  受付の女性の言葉に、私、雁野志那は「はい」と答えて、待合室の椅子に腰掛けた。  彼女から受け取った診察券を懐にしまいつつ、私は辺りを見渡した。  私は警察の特殊捜査課に所属しており、...

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艶美な舞いに狂わされ1-1

「ライジングスラッシュッ!」  叫びながら、私は剣を強く振るった。  すると光の刃が飛んで行き、こちらに向かってきた魔物数匹を切り裂く。  切り裂かれた魔物は真っ二つになり、数瞬後に光の屑となって消え去る。  私はそれを気にせずに剣を構え...

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狼さんの目はどうしてそんなに綺麗なの?2.5

 窓の外から聴こえる小鳥の声に、ボクは重たい瞼を開いた。  すると、窓から差し込んでくる朝陽が眩しくて、ボクはすぐに目を細めてしまった。  まだ覚め切っていない頭でぼんやりしていると、ボクの胸の中で、昨日抱いた少女が小さく身じろぎをした...

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狼さんの目はどうしてそんなに綺麗なの?2

「……んんっ……」  どれくらい経った頃だろうか。  私は小さく呻きながら、ゆっくりと瞼を開いた。  体を起こすと、ずっと地面の上で眠っていたからか、体中に軋むような痛みが走った。  しかし、早くお姉ちゃんの家に行かないといけないことを思...

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歪んだ戯曲を紡ぐ時 間話

「ふぅ……」  仕事を終えた私は息をつき、壁に掛けた時計を見た。  時間はもう夜八時。外は大分暗くなっており、劇場の周りに人気は無かった。  新入団員が入ったり、新しい公演が決まったりで、ここ最近は仕事がかなり多かった。  それでも今日で...

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狼さんの目はどうしてそんなに綺麗なの?1

「むむぅ……」  櫛を片手にかれこれ十五分、私、メイジー・ブランシェットは、鏡に映るもう一人の自分とにらめっこをしていた。  というのも、これから出掛けると言うのに、頭の頂点で立った一本の寝ぐせだけが中々直らないのだ。  どれだけ櫛で梳...

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その心を射貫かれて

「近付くなッ! これ以上近付いたら撃つぞッ!」  とある町のビルの屋上にて、男はそう言いながら腕に抱いた女のこめかみに拳銃を突き付ける。  それに、男を囲んでいた警察達は、拳銃を構えたまま固まる。  すると、男はニヤリと笑い、「そうだ…...

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甘い吐息に溶ける時2

「……ここだな……」  巨大な屋敷を見上げながら、俺は小さく呟いた。  北の森の奥深くにある、大きな屋敷。  ここには、魔女が住んでいる。  その噂は多種多様で、ある者は目が合っただけで相手を殺す程の凄まじい力を持っていると言い、またある...

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歪んだ戯曲を紡ぐ時 九人目

 コンコン、と二回、扉をノックする音がした。  それに、私はパソコンで文字を打ち込む手を止めぬまま、「どうぞ」とだけ答える。  すると、扉を開けて、ノックの主が入室してきた。 「……失礼します」  静かな声でそう言ったのは、我等が劇団『...

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【限定公開版】脳の髄まで染められて

※限定公開版は主に後日談と登場人物のプロフィールになっています。ネタバレになるのと多分ここだけ読んでもわけがわからないと思うので、こちらを読む際は先に先行公開版またはpixivに上がっている本編を読んでからにしてください。本当はこっちにも本...

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【先行公開版】脳の髄まで染められて

 城のとある一室にて、二人の男女が対面する。  男は大きな椅子に腰掛け、手元にある書類を捲る。  対する女は、机を挟んで男と対面し、腕を腰の後ろで組んで直立している。  銀色のショートヘアの髪に、血のように真っ赤な双眼が男を捉える。  服...

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